「細い赤い糸」飛鳥高
📁ミステリー小説 【私の評価】★★★★★(90点)
この世の中には、これだけ多くの人間が生きている。
そうすれば、自ずと、いろんな偶然が生まれる。
そして、その偶然から、様々な不幸が生まれる。
そして、その不幸の最たるものは、死ということになる。
その残酷さ、悲劇性を、遺憾なく発揮している作品です。
また、この作品は昭和の時代に書かれていますので、昭和の薫りが色濃く出ています。
ノスタルジーを感じることができますし、一方では、時代が変わっても人の根底にあるものの不変さも感じることができる作品です。
日本探偵作家クラブ賞受賞作品です。
是非、お読みください。
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